レプリカについて
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photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)
人物
「私はレプリカ。遊真のお目付け役だ」が口癖になっているトロポイという近界で作られたらしき多目的型トリオン兵と種別される存在です。
詳しい経緯は不明ですが、遊真の父・有吾が作り出したことだけが判明しています。
行動
父・有吾から与えられたのか、とても豊富な知識があり、要所で遊真に忠告しています。
しかし「それを決めるのは私ではない、ユーマ自身だ」という口癖があり、その言葉の通り、決断するのは遊真次第にしていて、アドバイザーであることに徹する姿勢を崩しません。
遊真が黒トリガーを使う時は彼の左腕に同化(耳?が出ているため、確認できます)し、指示に従い「印」を出して、戦闘のサポートをします。
遊真の黒トリガーに組み込まれている様子で、普段は遊真の指輪や遊真の服の中などに隠れていて、彼の耳元でささやくかたちで周囲に気づかれずに助言等を行っています。
技能
敵対するトリオン兵そのもの丸ごとを解析して高度な分析をしたり、レーダーを駆使して性格に場所を把握することが可能です。
触手のような測定索で個人のトリオン能力をその場で測定して、キューブ状の立体的な映像として数値をわかりやすく表現することができます。
戦闘時などに子機を分離・生成し、それを操作して会話の中継や戦闘の補助(遊真の「印」を使用)することができます。
本体は解析した敵のトリオン兵をコピーして戦闘に参加させることもできます。
多彩な「印」を使うことも合わせると、相当な戦闘能力を有しているといえます。
新型トリオン兵・ラービットの生成と操作なども含めて考えると、おそらくボーダーA級に匹敵する戦闘能力があると推測されます。
現在
遊真が無事、ボーダー入隊を果たした後、近界民として襲われた経緯のある遊真の安全をボーダー本部の城戸司令に約束させる(遊真は嘘を見抜くサイドエフェクトがあるため、口約束ではなく本当に安全であると推測されます)代わりに、近界星図という惑星国家それぞれの軌道を示す貴重な情報を提供しました。
アフトクラトルによる大規模侵攻時は、遊真の願いで修と千佳(卵の冠によりキューブ化)の本部までの帰還を徹底援護して二人を守り切りました。
また、修に提案してアフトクラトルの遠征艇内の侵入に成功し、遠征艇のシステムに侵入して、アフトクラトルのハイレインらの強制帰還を実現させました。
しかしミラの攻撃で身動きが取れない状態にされていたため、レプリカ本体も遠征艇に取り残されたまま、ゲートが閉じられ、消えていきました。
生存
玉狛支部の栞による夜を徹した調査によって、レプリカの残された子機は、機能は停止しているもののまだ存在していることから、おそらく近界のどこかで生きていると思われる。
余談
レプリカのモデルは、単行本カバー裏のプロフィールの話で、作者の家にある炊飯器であることが知られています。
アニメでは、栞が炊飯器と間違えてレプリカを押すエピソードがありましたが、この秘話を元にしたものと推測されます。