小南桐絵について
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人物
玉狛第1(木崎隊)に所属するNO.3のアタッカーです。
現在、高校生に通っている17歳です。
誕生日は7月28日で、身長157cmで血液型はB型です。星座はぺんぎん座。
好きな物はお菓子(同部隊の木崎レイジの作るマカロンをほおばる姿もあります)。
フルーツと、赤い色のものも好きです。
A級隊員の嵐山とは血縁関係があります(ボーダー本部では彼女のような親類が同じように隊員として在籍している例が多々見受けられます)
ボーダー本部とは提携していない、いわゆるお嬢様学校といった進学校に通っていますが、そのことからも学業においても優秀であることがわかります。
ちなみに、戦闘の時に使用しているトリオン体は、過去の髪型を登録していますが、これは同じ学校の生徒たちに見られても気づかれないようにするためです。(学校では、アタッカーではなく、オペレーターとしてボーダーに所属していることにしています)頭に羽にも似た、いわゆるアホ毛があります。
略歴
ボーダーの存在が広く世間に知られるより以前の、いわゆる旧ボーダー時代からの初期メンバーの一人で、主人公の一人・迅悠一よりも早期からボーダーに参加していたとされます。
技能
登場初期には、まだノーマルトリガーに不慣れとはいえかなりの猛者である空閃遊真と個人模擬戦を行って、9勝1敗でというほとんど一方的といえる勝敗で下しています。
続く訓練でも勝ち越していることから、本物の実力を秘めた戦闘員といえます。
戦闘では彼女専用のトリガー「双月」(後述)を使って戦います。
サブトリガーとして、敵へのけん制や留めの一撃にシューター用トリガーの「メテオラ」を使っています。
小南がいうには自分の戦闘スタイルは「感覚派」ということで、その戦いを目撃した多目的トリオン兵レプリカがいうには、「戦い方は近界民に近い」ということでした。
ボーダー隊員はトリガーを「武器として」戦うスタイルがほとんどのようですが、近界民の戦い方はトリガーを「手足の延長」として使って戦う傾向がある様子なので、小南も「手足の延長」に似た戦い方であるといえます。
性格
とても素直でわかりやすい裏表のない性格です。
そのせいか、扱いやすくて騙されやすく、同じく玉狛支部に所属している迅悠一や同部隊の烏丸たちからは、よく嘘をつかれ、そのたびに簡単に騙されてしまいます。
特に烏丸には、玉狛支部で一緒に生活しているカピバラの雷神丸(メス)が犬だという嘘をつかれ、今でも犬だと勘違いし続けています。
負けず嫌いな面もあって、初登場時は、同じく負けず嫌いな空閃遊真と反目しあっていましたが、現在は互いの力量を認め合って、師弟関係になっています。
戦歴
アフトクラトルの大規模侵攻の時は、同部隊の隊長・木崎レイジや烏丸らと一緒に参戦しました。
その際、木崎レイジの運転するジープに乗車して、同じ玉狛支部の三雲修やC級隊員たちの元へと駆けつけました。
遭遇したラービットを圧倒的な実力で瞬く間に倒し、続いてアフトクラトルの最強の黒トリガー「星の杖」の使い手であるヴィザ翁と戦いを開始しました。
その直後に、トリオン兵の集団を三門市の市民がいる市街地へ向けて襲い始めたせいもあって、その対応のために、単独でトリオン兵討伐へ向かいました。(その後、ヴィザ翁は空閃遊真が対決しました)
遅れて現着した嵐山隊や加古隊がやってきた大規模侵攻終結間際までの間は、単独でトリオン兵の大群を撃破し続けて、この奮戦で三門市の市民の被害をほとんどゼロにすることに成功しました。
このときの功績で、小南桐絵は大規模侵攻終結後に、一級戦功をおくられています。
ガロプラの襲撃時は、迅悠一の「太刀川さんがぶった斬られる未来が視えた」という言葉に従って、太刀川、風間、村上らに同行してボーダー本部の地下格納庫内の遠征艇の防衛戦に参戦して、遠征艇を守り切りました。
双月
玉狛第一に所属している三人全員が継戦能力度外視のいわゆる「火力特化」とした短期決戦に特化した専用トリガーを支給されていますが、小南桐絵の専用トリガーが「双月」です。
通常の状態では、方手持ちの二本の手斧の形式ですが、特別な専用オプショントリガー「接続器(コネクター)」を使うことで、メインといえるトリオン消費を度外視して威力を重視した「双月(斧)」へと合体します。
この大斧では、一撃がかなりの大振りになるため使いどころが難しくなりますが、破壊力がすさまじく、新型トリオン兵ラービットの分厚く硬い装甲もやすやすと切り裂き、ガロプラのガトリン隊長が使う特別なトリガー「処刑者」(バシリッサ)の硬いアームも両断しています。(黒トリガー以外でこのアームを破壊されたのは初めてであると、その威力にガトリン隊長が驚く場面もありました。)