管理人は強化睡眠不足

ワールドトリガーまとめ管理人の日常。

三輪秀次について

もしこの記事が気に入って頂けましたなら、はてなブックマークやツイッター等 でシェアをお願い致します。非常にはげみになります。

http://www.flickr.com/photos/72092002@N00/4850859370

photo by Magnus D

人物

ボーダー本部所属のA級である三輪隊の隊長にしてオールラウンダーです。

現在、高校に通う17歳で、現在までに判明している範囲では、A級部隊の中で最も若手の隊長でもあります。


誕生日は10月2日で身長174cmです。血液型はA型で、星座はみかづき座です。

好きな物は「姉(数年前に近界民のトリオン兵による襲撃で亡くなっています)と、近界民を駆除すること」で、考え方が一致しているボーダー本部の城戸司令の勢力に属しています。

 

 

過去に姉を近界民のトリオン兵(どの国のトリオン兵かは不明です)に殺害されてしまった事件があるため、例えば簡単な質疑応答のみで即座に初対面の空閃遊真に対して、突如、威嚇ではなく殺傷目的の(ボーダーのノーマルトリガーのトリオン弾は安全装置があるとはいえ、危険な行為に違いないです)射撃を開始するほど、近界民や近界民のトリオン兵に対する憎悪にとても深いです。

 

それ合わせて、近界民の行動などに一定の理解を示してできることなら友好的な関係を結んでいきたいと考えている、主人公の一人・迅悠一や、彼の所属している玉狛支部などにも、複雑な感情を抱いています(作中、「裏切り者の玉狛支部」といっています。もちろん、玉狛支部はボーダーを裏切っていませんが、考え方の違いが許せない様子です)。

ボーダー本部の幹部会議へも出席していて、城戸司令から直接、重要な案件を任されるほどに信用されている部下でもあります。

 

略歴

主人公の一人・三雲修がやはり主人公の一人で近界民でもある空閃遊真と接触していると推理した三輪は、同部隊の米屋と一緒に早朝から尾行をします。

ところが、現れた主人公の一人・迅悠一によって、尾行はさっそく失敗に終わります。

(ちなみに、この迅の行動は、単に邪魔をするだけに留まらず、あとで執り行われるラッドの一斉駆除に専念させるための用意という面もあります)


ラッド駆除が終了した後にも尾行は再開されていて、結局、空閃遊真と、その連れである多目的トリオン兵・レプリカとのやりとり(特に、レプリカによる三雲修と雨取千佳のトリオン量の測定をしている場面です)を確認して明らかに近界の技術によるものと判断してから、三輪隊全員で作戦行動に入りました。

米屋の幻踊弧月や、三輪の鉛弾(改)を駆使することで、空閃遊真の不利になってしまったかに見えましたが、それは穏便に済ませたい遊真の思惑によるもので、最終的には三輪の「鉛弾(改)」を学習して自分のトリガーとして利用した遊真に逆襲されて、勝負は終わりました。

 

そしていわゆる「黒トリガー争奪戦」では、近界への遠征から無事帰還した三つのトップチームも合わせた合同隊が結成されました。

三輪は三輪隊の隊員である米屋と、太刀川隊の隊員で天才シューターの出水と、そして冬島隊の当真を加えた混成チーム(冬島隊の隊長の冬島は、遠征のときの船酔いで棄権しています)で、迅と二手に分かれて迎撃に現れた嵐山隊と対決しました。

当初は圧倒的に有利な展開だったものの、嵐山隊長のたくみな戦術に誘い込まれて、最終的には一方的な敗北を喫してしまいました。

 

空閃遊真の黒トリガー争奪戦の中で、対峙した嵐山隊長から、近界と友好的な関係を築こうとする迅悠一が、実は大好きな姉を近界民よって殺害された三輪自身と同じく、大切な肉親の母親を殺されていたことを聞かされて、以来、何かと悩むことが増えたようです。

なぜ、肉親を殺して憎んでいるはずの近界民に対して友好的なのか、そして近界から来た三輪から見て招かれざる客であるはずの空閃遊真が、どうしてボーダーや、ボーダー所属の三雲修たちに友好的な態度で接しているのか。

今までの三輪の固定観念を覆す人物たちの登場と行動に、激しく動揺してどう考えればいいのかわからなくなっている様子でした。

風刃

三輪は、迅悠一が空閃遊真のボーダー入隊と引き換えに、黒トリガー「風刃」をボーダー本部に渡していて、その有力な候補者として迅みずから推薦されています。

 

アフトクラトルの仕掛けた大規模侵攻の中で、黒トリガー「風刃」を多目的トリオン兵・レプリカの子機の支援と合わせて効果的に使って、アフトクラトルの隊長であるハイレインのトリオン体破壊の決め手としました。

この攻撃で大規模侵攻を終結させたとして、三輪は特級戦功を与えられました。

 

戦闘

ボーダーのノーマルトリガーの「弧月」と拳銃型のノーマルトリガー(弾は、アステロイドバイパーや、専用トリガーの鉛弾(改)を使っています)を戦局にあわせて柔軟に使い、戦います。

 
命中するとかなりの重量のある重石を出現させる鉛弾というサブ・トリガー(三輪の鉛弾は彼専用の改造されたものです)での攻撃を得意としています。

ちなみに、ボーダー本部で二度目の顔合わせとなった空閃遊真は、三輪の名前がわからなかったこともあって、「重くなる弾のひと」と三輪に話しかけました。

 

鉛弾(そして鉛弾(改))は、攻撃力を持たないためにシールドなどに干渉されないという特徴があります。

しかし通常のトリオン弾と比べると当てにくくなる面もあって、一度は使おうとした三雲修に対して、師匠の烏丸からは「アタッカーとしてやりあう身のこなし」と「アタッカーの距離で動きながら命中できる技術」がなくては当たらない、上級者向けのトリガーだという説明がありました。

三輪ほどの実力者でもない限り、使っても使いこなせないということでした。

 

三輪はその過激な近界民への対応に相反して、鉛弾で確実に相手を追い込んでいく詰め将棋のような堅実な戦い方を選ぶ性質があります。

ですが、これでは相手が自分の想定を超えた行動で反撃してきたときに、うまく対応できない面が彼からは見受けられるため、例えば迅悠一のような意表をつく行動をされると、途端にうまくいかなくなるなど、弱点が露呈することもあります。

 

しかしアフトクラトルの隊長であるハイレインとの対決においては、それまでハイレインと対峙したボーダー隊員から得た情報を的確に活用して、自身の前方に展開するシールドを細かく分割して、ハイレインの操る黒トリガー「卵の冠」をするという、素晴らしい戦い方をみせました。

同じくアフトクラトルの黒トリガー「窓の影」を使うミラへの対応としては、ハイレインとミラの連携による「小窓」での「卵の冠」のトリオンキューブ変化弾の三輪の背後への転送攻撃に即座に対応してバイパーでむしろ大きな打撃を与えることにも成功しました。

こうした面からも、すでに得た情報を正しく理解して正攻法で活用して正面から戦うことに関しては、水準以上の強者になれることが窺えます。

worldtriggermatome.ldblog.jp