城戸正宗について
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人物
四人の主人公が所属する界境防衛組織「ボーダー」の本部司令で最高司令官であり、ボーダーという組織の最高責任者です。
42歳で独身です。左眉辺りに残った大きな傷が印象的で、作中、笑顔は一度も見せず、常に鋭い目つきをしています。
まだ世間に知られるよりずっと以前の、いわゆる「旧ボーダー」の創設に関わった少数のメンバーの一人でもあり、同期の空閑有吾(主人公の一人、空閑遊真の父親です)と最上宗一がいずれも黒トリガーになって死亡しているため、ただ一人の最古参と考えられています。
最初期から現在に至るまで、ボーダーという組織に必要なルール作りや防衛のための設備や実際の計画、さらには巨大本部基地建設などにリーダーとして関わってきました。
誕生日は9月1日です。これは来馬隊オペレーターの今結花と同一です。
現在のボーダー本部における三人の幹部、鬼怒田(たぬきをもじっています)、根付(同じく、きつねをもじっています)、唐沢(同じく、からすをもじっています)を引き抜いて、ボーダーの裏方として参加させました。
性格
BBFなどの情報によると、好きなものとして「家族」と書いていたりするため、根は優しい性格だと思われています。
しかし一方、作中で一度も家族に関するエピソードが出てきていません。
これはA級隊員の三輪秀次のように近界民に家族を殺されたことが予想されていますが、詳しいエピソードがまだ無いため不明です。
とにかく謎の多いキャラクターとして知られています。
主人公の一人である空閑遊真の父親である空閑有吾とは同期であると判明しています。そのせいもあってか、息子である遊真のことについては、ボーダー幹部である忍田本部長がいうには「語らないが気にはかけている」ということで、口では憎んでいる様子ですが、それは隊員などに示す一種のポーズという部分もあるようで、内心では亡くなった友人の子供として心配している面もあるようです。
ちなみに、好きな映画は「大脱走」です。
行動
主人公の一人である三雲修が訓練生であるC級の時に、学校でクラスメートを救うために無断でトリガーを使用して戦った際は、有無を言わせずボーダーから追放しようとしたこともありました。
また、いわゆる「黒トリガー争奪戦」において、自身の「空閑遊真を殺して黒トリガーを手に入れる」という意見を無理にでも押し通すために、いろいろ問題のあるS級隊員のり天羽月彦まで利用しようとするなど、厳格で強硬的な態度を見せることが知られています。
とにかく近界民に対する憎悪は深く、近界民であるなら殺してもいいという考えを持っています。
しかし、主人公の一人である迅悠一の言葉によって三雲修の追放処分を無くしたこともありました。
また、アフトクラトルによる第二次大規模侵攻時は約束を破って無断で黒トリガーを起動してしまった空閑遊真に対して、自分の指揮下に入ることを交換条件として見逃したこともありました。
ただ厳格なだけではなく、状況に合わせて柔軟に対応できる面もあるといえます。
ボーダーを組織として大きくすることに力を注いでいます。
アフトクラトルによる大規模侵攻の終結後の記者会見では、乱入してきた予定外の三雲修による近界遠征の発言を上手くフォローするかたちで、近界への長期遠征計画を明かしました。
この時点で、実はすでにボーダーは近界へ遠征していましたが、世間的に公表したのはこのときが初めてであり、つまり「これから遠征にいく」ということにしています。
真の目的
主人公の一人であり、未来視のサイドエフェクトを持つ迅悠一が言うには、城戸は「近界民からの防衛」のほかに何か隠された「真の目的」があるようです。
未来視で未来を見てみると、三雲隊は「真の目的」に必要な人物であるようです。